潮音堂 -ちょうおんどう-
材料を精選し丹精こめて仕上げた小豆餡と餡しぐれを組み合わせました。
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第22回全国菓子博覧会 名誉総裁賞受賞
「潮音堂」とは、中国宋時代に名僧無準禅師によって書かれた書のことです。元来京都の東福寺の普門院の額字でありましたが、その後小堀遠州が所持するところとなりました。ある時、遠州の茶会に招かれた庄内藩初代藩主・酒井忠勝が、この書を見てあまりのすばらしさに懇望の末、一字千金すなわち三千両で譲り受けたと伝えられております。現在は、山形県鶴岡市の致道博物館に保管され、国の重要文化財に指定されている、禅宗墨跡中の王座に位するものといわれる書です。
厳選された原料でつくられた小豆餡と餡しぐれを組み合わせた和菓子に、庄内藩酒井家の子孫にあたる酒井様のご好意をもって「潮音堂」の名を用いさせていただきました。